ゆしん フルアルバム『賛否両論』へ 向けて、たくさんの方からメッセージを頂きました!
(今後も随時、更新していきます。)
伊東ミキオさん ピアノマン
俺は自宅のスピーカーから鳴ってくる歌声でアルバムが良いか?悪いか?を勝手に決めてる。
今回のゆしんの歌声。地声からミドルボイス、ファルセットの使い分けから、声の質感と倍音も含め、全てが素晴らしすぎた。そして一番大切な魂が言葉と共に乗っかって俺のスピーカーから飛んでこんで来た。こりゃ良いアルバムだと感じ一気に13曲。全く飽きることなく、もっと聴きたくなるくらいだよ!って感じで聴き終えました。5曲目、6曲目は俺がピアノとオルガンで参加してて大好きなサウンドだよ。8曲目の「ほんまに限界?」も好きな歌のリズムだな。映画音楽のエンドロールにでも出て来そうな曲も多数あって本当に最高なアルバムを作り上げたね。税理士の仕事をやりながらタフなやつだゆしんは。コロナ禍でこんなご時世だからこそ「死なない」というタイトルにハッとしたラストを飾るはこの曲はイメージとは違いとっても前向きな歌で思わず身体が揺れてしまい笑顔が溢れた。良いね!こういうの!今だからこそこんな曲が必要なのかもしれない。とにかく、ゆしんは「賛否両論」という最高傑作を作り上げてしまった。本当におめでとう!いつかバンドサウンドで聞いてみたいよ!そして多くの方々にこのアルバムが届きますように。
ウルフルケイスケさん ギタリスト
出し惜しみなくワールド全開、
こりゃ賛否両論あるなw
ゆしん七変幻曲者揃い、
でも声の力強さが一本スジを通す。
賛に一票!
松原タニシさん 事故物件住みます芸人
生きていくことは取捨選択の繰り返しです。断捨離が苦手な僕は、何を残し何を捨てるかの判断に膨大な時間を費やし、なかなか前に進めません。
今何をすべきか。何を我慢して何を我慢しないか。
あっちを立てればこっちが立たない。
自分が自分らしさを保つための余白も欲しい。
後で後悔しないために、間違った方向に行かぬよう、取捨選択の決断は慎重を期するものです。
しかし、ゆしんさんは違う。
「全部取れ」だ。
「不条理を飲み込み汚辱に飛び込み恥辱にまみれヘドを吐け 恥をかけ嘘つき卑屈に笑ってぬるま湯に浸かれ」
そこに都合のいい取捨選択に甘んじる余白はない。
愛すべき世界何も取りこぼさないために「全部取れ」とひたすら促す。
ストイック。あまりにストイックである。
彼の言葉は、自己愛が強い人ほどよく刺さる。
それは自己否定でもあり、自己肯定でもあるからだ。
自分を貫き通すことの愚かさと、自分を貫き通すことの必要性を同時に投げかけられる。
「さぁ魂に聞けそんなことくらいでお前の本当は揺らぐのか 嫌悪していた濁り水の中でお前が一体何色であるかだ」
これは自己犠牲ではない。
すべては人生という物語の終幕を笑顔で迎えるための布石なのだ。
アルバムタイトルである『賛否両論』は、おそらく外からの評価という意味合いだけでなく、内からの確信をも表しているのではないでしょうか。
『全部取れ!』から始まり『死なない』で終わる作品群。そこには「全部取」ろうとした結果の一連のストーリーが垣間見えます。
何もできなかった夏が過ぎ、あなたが好きであることを確認し、自分の限界を否定し、凡人を認め、こうして今生きている。
答は一つではない。
“賛”か“否”のどちらかではない。
“賛”も”否”も“普通”も“無関心”も、全部取り込んでいく過程がこのアルバムであり、今のゆしんさんが辿り着いた確信なのでしょう。
その追体験をする時、僕らはきっと心を抉られ、そしてもっとシンプルに生きていけるようになる気がします。
アダチケンゴさん シンガーソングライター
長編小説を読み始めるが、気付いた時には最後の一行を迎えていた。
13の物語から語られる言葉達に、泥臭くても醜くとも、それでいて生温く不器用な姿でもええんやでと、包み込まれるような感覚を受け取ったような感覚だ。
天才肌でありながら、努力を惜しみなくし続けているアスリートのようなアーティスト。
ゆしんさん、ニューアルバム「賛否両論」発売おめでとうございます。
上田一軒さん 俳優・演出家・コメディ劇団「スクエア」リーダー
やった!
ゆしん、会心のアルバム!
苦いチョコレートみたいな歌声。勝手に言うが、ここへきてついにゆしんの声は自分が表現したい苦みと深みに追いついた。そんで、今までのゆしんのスタジオ録音と明らかに違う進化した音。音と声がお互いを刺激し合うようなこの感じは今までにあまりなかったものだ。そんでもって、ゆしん節がさらに先鋭化。このアルバムでゆしんは明らかに新たな領域に進んだ。
『全部取れ! ~顔中ぐしゃぐしゃの泣き笑いで死んでいくために~』
一曲目からいきなりきた!アルバムのハイライト!勝手に言うが、ゆしんのベスト。そんで、ヴァイオリン!なんで今までなかったのよというくらいの絡み様。聞くたび何かを発見する歌。挑みかかってくるような溢れる言葉が胸の芯に突き刺ささって揺さぶられる。ゆしんの応援歌、そう、応援歌はここまで進化した。してしまった。
『お疲れSUMMER ~夏が終わっちゃうやつ~』
これ、好きなやつ!どこがって、自虐?やけど突き抜けた音やん。後悔?いやいや、突き抜けとるやん。そんでなんでか落ち込んだ気分が晴れてるやん。
『愛の狩場』
ゆしんが遊んでる。楽しめ、ゆしん。
この男は歌うのが好きでしょうがないのだ。なんかこっちも楽しなってくる。
『永遠なるひとときのあいまに』
このタイトルどういう意味や!ゆしんらしい個人的な歌。
ゆしんらしい壮大な心象風景に魅せられる。けど・・・ごめん!これはわからん!
『言う』
5曲目でやっときた優しい声。恋の歌。でも若い頃とはなんか違う。
若い奴らの背中を愛しく後押しするように歌うゆしん。
『よみがえれ!ロックンロールスター』
また歌うのが好きなゆしん。高音シャウトバージョン。快楽的なゆしん。
『あなたが好き』
「あなたが好き」しか言わん歌。昔からゆしんを聞いてる僕にはゆしんの真骨頂のように聞こえる。
『ほんまに限界?』『凡人』
がんばれるもっとがんばれると自分に迫るように歌うゆしん。ゆしんの応援歌は甘くない。
本気で応援するなら現実から目をそらさずに応援しなければならないとゆしんは感じているのだ。
ゆしんが厳しいのではない。厳しいのは現実だ。
現実の厳しさから目を逸らしては本当には優しくはできないというゆしんの意志が聴こえる。
『甘いミルクと鱗雲』
ここでやっと、ほっとするような優しい歌。壊れやすい大事なものを大切に大切に扱うように歌うゆしん。
ホントはこういう歌をもっと歌いたいのかもしれない。
『ならば僕があなたを殺しましょう』
戦争は避けられないのか、悩みながらもゆしんが出した答え。
『ハローハロー ~君が消えちゃう前に~』
死にたいとまで思ってしまった人へ、ゆしんからの真剣なメッセージ。
『死なない』
生きてるという奇跡に感謝。凡庸だけどそれぞれの取り換えの利かない固有な人生を謳歌。
思わず、全曲にコメント。しかも、ファンが書いたみたいになってしまった。
が、これはファンのためにこじんまり作られたアルバムとは違う。大音量で聞いてください。
聞こえるはずだ。あらゆる感情を吐露し、全身全霊で自分を表現するゆしんの意思が。
だから「賛否両論」なのだ。だからこそ、届く人に届くのだ。