お疲れSUMMER ～夏が終わっちゃうやつ～
恋が生まれるって噂の 足裏熱い浜辺でも
なんもできんといく夏は もう
記録的な猛暑にやられたんやって逃げ口上が絶好調
いやちょっと待って もっかい
来てよ 来てよ 夏
来てよ 来てよ 夏 夏
現実を直視なんてしたら 泣き崩れてまうわ辞めてや
知らんでええねん 見やんでええねん もう
5 4 3 2 1で パチンと鳴らして目を開けたら
青臭い夏の香りが弾けて まっさらなビーチへ
って都合のいい魔法が使える訳もなく
恋い焦がれたあなたには
焦がれたままで無情に終わっていく
日焼けた素肌の真っ白なあとに
触れた 惚れた はれた 愛が溢れた って
正味 そんなん無いし
燃え上がる夏と 恋にじんじんと
しびれた頭で突き出すピースを って
描いた計画 今年も徒労に終わった
まぁ お疲れ様
お疲れSUMMER
安全なハッピーエンディングはない
完全投げ出していくっきゃない
って 何回目 思ってんねん 全然できんやないか ワレ
見た目がない お金がない 度胸がない 根性がない
知恵もない 変哲のない 憧れだけ 抱えて始まった夏
「めでたし めでたし 手を取り合って 幸せに末永く暮らしました」
みたいな分かり易いの
くれたってええやん ケチケチせんと
何回あかんかった思ってんの？ って
愚痴たれたって 今年もタイムリミット
まぁ お疲れSUMMER
手を 手を 手を 見る
手を 手を 見る 見る
まだ見ぬあなたは 見えぬまま
惚れた数なら レコードホルダー
言うても お年を召しました 来年はどうしたらええの？
日焼けた素肌の真っ白なあとに
触れた 惚れた はれた 愛が溢れた って
正味 そんなん無いし
燃え上がる夏と 恋にじんじんと
しびれた頭で突き出すピースを って
計画なんて よう呼ばれへん
ナマイキなガキが先を越していく
長生きをワレら拠り所とするって
ところで 今年も ひとまず 締めのご挨拶
お疲れ様
お疲れSUMMER
