甘いミルクと鱗雲

甘いミルクと鱗雲

ミルク温めただけで こんなに 甘いなら
レンジとマグカップだけで みんな しあわせになる
思い出した君の言葉 白いひげで笑う
初めてちゃんと見た 君の笑顔があれだった
窓の外 鱗雲も 笑ってた

あれから いろんな顔を見せてくれてるうちに
僕が忘れてたんだね 始まりの景色を
窓の外 今日も 鱗雲

たしかめよっか? あのときを ミルク注いで
あっためて ふっと吹いて すすってみる

ミルク温めただけで こんなに 甘いなら
いまの僕にとっても こんなに 甘いなら
レンジとマグカップだけで 確かに みんな・・・

君の居ない いまでも ミルクは 甘いから
窓の外 鱗雲も 笑うから